これまで無名だったイラクの実業家、アリ・アル・ザイディ氏は現在、イラクの次期首相候補に浮上しており、ドナルド・トランプ米大統領もこれを支持している。トランプ氏はザイディ氏をワシントンに招待し、米国は「最後まで彼を支持する」と述べた。ホワイトハウスが同氏を支持する背景には、ザイディ氏がイランの支援を受けた民兵組織をイラクの次期政府から排除し、イラクにおけるイラン政府の影響力を抑制したいとの思惑がある。ザイディ氏は以前にも米国から同様の圧力に直面したことがある。現職および元米政府当局者によると、ザイディ氏が保有している銀行は、イラン革命防衛隊(IRGC)と関係する民兵組織指導者と取引を行っていた疑いにより米財務省によって2024年にドル取引を禁止されている。