【薬】になる言葉
「今、あなたの身体の中はものすごい勢いでつくり替えられている最中なんだよ。だから疲れて眠いんだと思うよ。ゆっくり休んでね」
息子が再登校をしたばかりのころ、毎日疲れ果てて帰宅し、玄関で倒れ込むこともありましたし、自分の部屋まで這っていき、朝まで一度も起きずにグッスリ眠ってしまうこともありました。
「もしかしたら病気が悪化しているのかな?」「何か悪い病気なんじゃないかな?」
眠り続けている息子を見ていると、大きな不安に襲われました。
しかし、この子の身体の内側では、サナギのようにスゴイ変化が起きているのかもしれない。外からは分からないけど、身体の中身をすごい勢いでつくり替えているところなんだ。きっと今は身体の中から成長しているんだろうな。この子が成長して蝶になったらどんな姿になるんだろう……。
こんなふうに子どもの成長している姿を思い浮かべると、不安は消えてなくなり、息子の眠っている姿を見ながら、成長がとても楽しみになりました。
だから息子が「こんなに長時間眠っていて自分は大丈夫なのか?」と自分の体調を心配したときも、
「あなたの身体の中は、今、ものすごい勢いで成長しているから疲れて眠いんだよ。スクスク育っている証だよ。大丈夫!」
と声をかけることで、息子も安心できたのです。
親が心配しすぎてしまうと、子ども自身も「自分の身体はおかしいのかもしれない」と不安になってしまいます。すぐに治せない病名をつけて子どもの不安を大きくさせるのではなく、「心も身体も大きく成長しているね」と子どもにイメージしやすいように伝えていきます。
魔法の質問その2
「この行動は状況を変えたら、どんなときに役に立つかな?」
子どもの捉え方を変える質問その2は、
「この行動は状況を変えたら、どんなときに役に立つかな?」
この視点で子どもを観察してみると、子どもの困った言動も将来の役に立つ力になります。
▼遅刻をしそうなのに、ゆっくりと準備をしている
【毒】になる言葉
「もう! 何やっているの? 遅刻しそうなんだから、さっさと準備しなさい!」







