トランプ氏の本音は? 膨大な深夜投稿をWSJが分析Alexandra Citrin-Safadi/WSJ

【ワシントン】今月11日の月曜日は、ドナルド・トランプ米大統領にとって典型的な1日だった。大統領執務室で記者団の質問を受け、インディアナ大学のアメリカンフットボール選手らと会った。その夜には、ホワイトハウスのローズガーデンで、法執行当局者らとの夕食会を行った。

 そして日没後には、いつもの儀式が始まった。深夜のソーシャルメディアへの投稿だ。トランプ氏が立ち上げたソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」の自身のアカウントからの投稿数は、午後10時14分から翌日午前1時12分までの間に55件に上った。

 そのほとんどが他のアカウントによる投稿のリポスト(引用)であり、2020年大統領選が盗まれたという虚偽の主張や、民主党員が司法省に起訴されないことへの匿名ユーザーの不満、バラク・オバマ元大統領の逮捕要求などを展開するものだった。

 こうした活動はトランプ氏のアカウントを象徴している。同氏のアカウントは、自身の言葉と党派的で極端な内容のコンテンツを融合させ、ほぼ24時間体制で大量に情報を拡散し続ける増幅装置として機能している。第2次トランプ政権の発足後、トゥルース・ソーシャルの同氏のアカウントのフォロワー数は約860万人から1260万人へと急増した。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の分析によると、この間にトランプ氏は、スタッフの助けを借りながら少なくとも8800回投稿している。