他人の顔色をいつも伺ってしまい、ちょっとした様子を見て「私、余計なことを言ったかも?」と気疲れしている。そんな人におすすめの1冊がある。書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)だ。本書は一度きりの人生を心から満足のいくものにするための1冊。本書の発売を記念して、ライターの照宮遼子氏に寄稿いただいた。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
Photo: Adobe Stock
特徴ワースト1:察しすぎて、消耗してしまう
三人姉妹の末っ子として育ったため、幼い頃から姉たちの様子をよく観察していた。
どういうときに怒られるのか、どういうときに褒められるのか。
見ているだけで、「場の空気を読む力」が自然と身についていった。
大人になってからも、場の空気を読むのは変わらず、むしろ、必要以上に考えすぎるようになってしまった。
人の表情の変化や、言葉のトーンの微妙なずれが、やけに引っかかってしまう。
返事がないと、「余計なことを言ったかも」が止まらない
あるとき、友人と食事をした後にメッセージを送ったら、既読がつかなかったことがあった。
きっと友人も疲れて寝てしまったのだろうと思う一方、「テンションが上がりすぎて、余計なことを言ってしまったのかもしれない」という考えが頭をよぎった。
そんなことを考え始めると、止まらなくなる。
頭の中で友人との会話を何度も再生してしまうのだ。
「出来事」と「感情」を切り離す
行動心理学とリーダーシップを研究し、累計110万部を超えるベストセラー作家の池田貴将氏は、著書『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』でこう述べている。
メールが既読にならなかったとき、自分がやっていたのは、「解釈」を「事実」だと思い込むことだった。
既読がつかない。それだけが事実だ。
それなのに頭の中では「怒らせた」「嫌われたかも」という解釈がすでに走り始めていた。
結局友人は、二日酔いで翌日の午前中は動けず、午後は外出していたらしい。その夜には普段と変わらないトーンで返信が来た。
あれだけ悩んだのに、「私がただ間違った解釈をしていただけ」というわけだ。
真っ先に捨てるべきもの:「自分のせいかもしれない」という思い込み
察してしまうクセは今も変わらず自分の中にある。
ただ、向ける方向が変わったと思う。
以前は、何かあるたびに「自分のせいかもしれない」と考えていたが、今は「この人は今どういう状態なのか」と、相手に向けて使えるようになってきた。
感情に振り回されやすい人ほど、事実と解釈の区別が曖昧になりやすい。
でも、起きたことをそのまま見る習慣が身につくと、同じ出来事でも受け取り方が変わってくる。
『人生アップデート大全』には、そうした日常の思考パターンを見直すための具体的な習慣が、66の視点から収められている。
他人の言動に振り回されやすい人は、ネガティブ感情に巻き込まれなくなる良いヒントが見つかるはずだ。
(本稿は『人生アップデート大全』に関する特別投稿です)











