
ザイでは毎週土曜日、『ウィークリー・ダイヤモンドZAi』にて、いま一番注目のオススメ株を紹介している。その、ウィークリーZAi5月18日号から、特に注目の2銘柄を、ピックアップしてお届け!(小林大純、仲村幸浩、ダイヤモンド・ザイ編集部)
※株価等は2026年5月9日。
業績上方修正、2ケタ増益へ!
節約志向でリユースに脚光
ひとつめの注目株は、ブックオフグループホールディングス(東証プライム・9278)だ。古本店チェーン最大手。中長期的な株価上昇も期待できる5月の株主優待株として注目したい。「ブックオフ」ほか優待を利用できる店舗の取扱商品は多岐にわたるので、幅広い投資家にとって有用だろう。また、2026年2月に伊藤忠商事との資本業務提携(伊藤忠が5%出資)を発表。4月に発表した決算も良好な内容だった。
2026年5月期の第3四半期まで(2025年6月〜2026年2月)の営業利益は前年同期比15.6%増の36億円。通期の営業利益予想は38億円から40億円(前期比16.0%増)に上方修正した。国内外の事業が堅調に推移し、特に貴金属価格の上昇で高額品の「プレミアムサービス」の伸びが顕著だ。
前述の提携では、伊藤忠傘下のファミリーマートの店舗網を活用した仕入強化などに取り組む。伊藤忠のリソースやノウハウを活用した事業拡大が期待できそうだ。また、物価高による消費者の節約志向や環境意識への高まりなどを背景に、株式市場でもリユース市場への関心は根強い。同社の時価総額は400億円強まで増えており、今後は証券各社による調査(カバレッジ)開始や機関投資家による積極投資も見込めそう。
【投資スタンス】1年以上の保有を想定
【買いの目安】やや調整した現在の水準(2000円前後)で買い
【売りの目安】基本は長期保有だが、通期で減益に転じるなど成長に陰りが見られたら売りを検討

◎この株を選んだのは…小林大純:ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ所属の、ザイ専属のアナリスト。早稲田大学法学部卒、早稲田大学大学院MBA修了。金融情報会社等を経て、現在は日本株アナリストとして各種メディアで幅広く活躍中。株主優待株の分析に定評があり、優待品の魅力のみならず業績や利便性まで加味した多角的な評価が支持を得る。また新興市場やIPOにも精通し、将来性豊かな高成長株を見抜く鋭い分析力で、多くの投資家から厚い信頼を集める。








