3. 話を一切広げない人

3番目は、先ほどとは逆のパターンで「話を一切広げない人」です。これも相手を疲れさせます。

例えば、相手が一生懸命話しかけて話題を広げようとしているのに、「そうですね」「はい」の一言で終わらせてしまう。すると、相手は「また別の話題を探して話しかけなければならない」というプレッシャーを感じ、疲弊してしまいます。そもそも話を広げようとしない態度は、「自分に興味がないのかな」と相手に誤解させてしまう原因にもなります。

会話はキャッチボールです。質問されたら、それは「あなたが話す番ですよ」というバトンを渡されたと思ってください。ただし、そこで一言だけ返して終わるのではなく、それにまつわる話題を少し足して、再び相手にバトンを返すことが重要です。

「お肉とお魚、どっちが好きですか?」と聞かれたら、「魚も好きですが、私はお肉の方が好きですね。◯◯さんはどうですか?」と返す。そうすれば「わかる!」と自然に話が広がります。ここで「そうっすね」で終わってしまうと、相手が無理やり話を広げなければならず、非常に疲れてしまいます。ある程度話を広げてから、うまくバトンパスをしましょう。

まとめ:相手を疲れさせないコミュニケーションを

本日は以下の3つのポイントをお伝えしました。

➊自分の話をしすぎない(特に、聞かれてもいないのに自分の話をするのは控えましょう)
➋話の展開が読めない発言をしない(文脈を無視して、思いついたことを唐突に付け足して相手を緊張させないようにしましょう)
➌会話を広げる(せっかく相手から話題を振られたのに一言で返し、相手にばかり質問させないようにしましょう)

こうしたパターンに陥らないよう、ぜひ注意してみてください。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。