ニューヨーク州ロングアイランド在住の母親であるアリシア・ウィテカー・ペースさん(46)は既視感を覚えている。最初はオーバーオール(胸当て付きズボン)、次は男性ポップグループ「ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック」だった。「どうして私の子ども時代が戻ってきているんだろう」。ウィテカー・ペースさんは最近そう話した。「今度はフットバッグ?」さまざまな楽曲を1本のテープに収録したミックステープやレンタルビデオチェーン「ブロックバスター」と同じように、文化の墓場に追いやられたように見えた、お手玉のような小さな袋が、高校のグラウンドや廊下、ときには教室を急速に乗っ取っている。X世代やミレニアル世代は、自分たちが世の中に広めたゲームが再び注目されていることや、そのゲームのおかげで子どもたちにスマートフォンを持たない時間ができたことがうれしくてたまらない。一方で、フットバッグが突然、至るところでプレーされるようになったことに戸惑いつつも、新しい技に必死でついていこうとしている。
米でフットバッグ人気再燃、戸惑うX世代
1990年代に流行した、お手玉のような袋を蹴り続ける遊びを、10代の若者が「バズる」技で新たなレベルに引き上げている
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