ケビン・ウォーシュ氏は22日に米連邦準備制度理事会(FRB)議長に就任した際、FRBの改革を進める考えを示した。新議長の仕事がどれほど大変なものになるのかは、旧体制に属する2人のFRB理事がウォーシュ氏の議長就任の宣誓を待つことなく警告を発したことから分かるだろう。最初に声を上げたのはマイケル・バー理事だ。バー氏は、6兆7000億ドル(約1065兆円)に上るFRBの保有資産の縮小に反対する姿勢を公式に明らかにした。14日にニューヨーク大学で、「FRBのバランスシートを縮小するという目標は誤りだと思う。この目標に向けた多くの提案は、銀行の耐久力を損ない、短期金融市場の機能を阻害し、結果的に金融の安定を脅かす」と語った。