あの人といると、疲れる。それにつまらない。一体、なぜなのか。
人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?
その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修訳)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)

【要注意】「一緒にいてつまらない人」のたった1つの特徴Photo: Adobe Stock

一緒にいてつまらない人の特徴

「なんであの人といると、疲れるんだろう」

そう感じる人には、ある共通点がある。
それは、「自分のこれまでの成果を認められないこと」だ。

周りから見れば十分頑張っている。
ちゃんと積み上げてきたものもある。

それでも、「まだ全然ダメ」「自分なんて」と、自分を否定し続ける。

一見、謙虚に見える。
だが、自分を認められない人は、会話の中でも“足りない話”ばかりになる。

その空気は、少しずつ周囲を疲れさせる。

だから大事なのは、1日の失敗だけで自分を判断しないこと。

長い時間で見れば、人は少しずつ前に進んでいる。
自分の積み上げをちゃんと認められる人ほど、不思議と一緒にいて心地いいのだ。

長い時間軸で自分を評価しよう

だからこそ、まずは、「長い時間軸で自分を評価する」練習をするのをおすすめする。

長い時間軸で自分を評価する
予定通りにいかない日というものはある。交通が混乱し、緊急事態が発生し、大切なプロジェクトに注ごうとしていた注意力を別の何かに向けざるを得なくなることがある。毎日を、エネルギーに満ちた青信号の日にできるとは限らない。
それが人生なのだ。思い通りにいかないのは周りの世界だけではない。あなた自身の心身の調子も、ホルモンバランスや食事、年齢などの生物学的要因によって左右される。調子のいい日もあれば、悪い日もある。だから、たった1日だけで自分のことを評価するのは、あまり意味がない。
1日単位ではなく、もっと長い視点で自分をとらえよう。データのサンプルサイズを増やそう。自分の仕事と人生は、今日1日ではなく、数週間、数か月、数年の単位で評価しよう。
後で説明するように、人間には、1日にできることを過大評価し、長い期間でできることを過小評価する傾向があるのだ。

――『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』より

だから必要なのは、「もっと完璧になること」ではない。

うまくいかなかった日だけで、自分を判断しないこと。
長い時間で見れば、人は少しずつ前に進んでいる。

自分の積み上げをちゃんと認められる人ほど、
自然と余裕が生まれ、一緒にいて心地いい人になっていくのだ。

(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)