「一生懸命生きているのに報われない」「毎日が楽しくない」と、心が満たされない日々を過ごしていませんか? どれだけ努力を重ねても幸せを遠ざけてしまう、真面目な人ほど陥りがちな「5つの特徴」があるのです。ほんの少し物の見方や行動を変えるだけで、日常の景色はガラリと変わります。心の空回りを防ぎ、今ある幸せを実感するためのヒントをお届けします。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・斎藤順)

【精神科医が教える】頑張っているのに報われない人の共通点・ワースト5Photo: Adobe Stock

毎日頑張っても報われない、楽しくない、幸せではない

今日は「頑張っているのに幸せになれない」「こんなに一生懸命生きているのに報われない」と感じている方に向けたお話です。

毎日頑張っても報われない、楽しくない、幸せではないと感じながら生きている方は、以下の5つの特徴に当てはまっているかもしれません。もし心当たりがあれば、ぜひ本記事を参考にしていただき、物の見方や行動パターンを少し変えてみてください。それだけで、意外と幸せを感じられるようになるものです。

それでは、早速見ていきましょう。

1. 目先のことに囚われすぎている

目先のことに囚われすぎる、つまり「せっかち」になっていませんか? 何か行動を起こしたとき、「すぐに効果が出ないとダメだ」「すぐに結果が出ないと幸せになれない」と考えてしまうと、うまくいきません。物事を変えてから結果が出るまでには、どうしてもタイムラグがあります。

結果が出るまで待てないと、自分のやり方が正しかったのかどうか分からないまま、すぐに別の方法に変えてしまいます。もしかすると、前のやり方で正解だったかもしれないのに、その良い方法すら捨ててしまっているのです。

砂金採りに例えるなら、砂をすくって少し洗っただけで「泥しかない」と捨ててしまうようなものです。もう少し丁寧に洗い流せば金が出てきたかもしれないのに、これではいつまで経っても金を見つけることはできません。

世の中には、すぐに結果が出るものもあれば、見当もつかないほど時間がかかるものもあります。お店の経営でも、値上げや値下げ、味の変更などの結果がすぐに出るわけではありません。目先の利益にとらわれて急な判断をすると、かえって長期的な利益やファンを失うこともあります。

「急がば回れ」という言葉があるように、長期的な視点を持って積み上げていくことが、結果として幸せにつながります。

2. 他人と比較する癖がある

何かにつけて「あの人はこうなのに…」と他人と比較し、自分より優秀な人を見て落ち込む癖はありませんか? これは1番目の「焦り」にもつながりますが、常に自己肯定感が低いままになってしまいます。

あなたが比較すべき相手は、他人ではなく「過去の自分」です。昔の自分と比べて少しでも良くなっていれば、たとえスローペースでも、他人の目には地味に映ろうとも、それで十分なのです。他人と比較して落ち込んでいては、自己肯定感は上がりませんし、何をやってもうまくいかない気がして不幸なままです。上を見ればキリがありません。

他人と比べる癖をすぐに直すのは難しいかもしれませんが、まずは「1年前の自分」と比べてみてください。少しでも頑張った分だけ、確実に成長している部分があるはずです。その事実に目を向ける習慣をつければ、他人を気にする優先順位は自然と下がっていくでしょう。