「暇な時間の過ごし方」がメンタルを安定させる鍵になる。
人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?
その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修訳)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)
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「メンタルが安定している人」の共通点
「この人、なんだかいつも落ち着いているな」
そんな人には、ある共通点がある。
それは、“空いた時間”にスマホを見続けないことだ。
電車を待つ時間。
カフェで一息つく時間。
予定と予定のあいだの、ちょっとした空白。
多くの人は、その瞬間に無意識でスマホを開く。
SNS、ニュース、誰かの発言。
次々と情報が流れ込み、脳はずっと刺激を受け続ける。
すると、人は「休んでいるつもり」で、実はまったく休めていない。
反対に、メンタルが安定している人ほど、“予定がない時間”の扱い方がうまい。
外出先の細切れ時間を、“情報を浴びる時間”ではなく、“自分を落ち着かせる時間”に変えている。
「手を動かす趣味」を楽しめる道具を持ち歩こう
そのヒントになるのが、「手を動かす趣味」を楽しめる道具を持ち歩くことだ。
手を動かす趣味を外出先で楽しむ
外出先で時間ができたときには、おばあちゃんっぽい趣味を楽しんでみよう。
外出先で時間ができたとき、スマホの画面ばかりを見ていると、目も心も疲れてしまう。代わりに、おばあちゃんっぽい趣味の道具を持ち歩き、空いた時間は無心で手を動かしてみよう。次のような道具を持ち歩いてみてはどうだろうか。
・編み物キット
・「数独」などのパズルの本
・手に持って遊べるおもちゃ
・紙の日記
……などなど
これらの道具は、出かけるときに忘れずに持っていけるように、目につきやすい場所(玄関など、鍵やハンドバッグを置いているのと同じ場所)に置いておこう。
今度外出先で細切れの時間ができたときは、スマホの画面を漫然とスクロールするのではなく、おばあちゃんっぽい趣味で手を動かす時間を楽しんでみよう。
人は、常に情報を浴び続けていると、
自分が何を感じているのかすらわからなくなる。
だからこそ、外出先の小さな空白時間に、
あえて手を動かし、頭を休ませる。
そんな小さな習慣が、
心の安定や、「自分の人生を生きている感覚」を少しずつ取り戻してくれるのだ。
(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)









