16:30 桟橋に到着
 平島と長島の間から、常に白波の立つリーフエッジが遠くに見えた。知華が乗ったボートが転覆し、救出された場所。

 強い風の中、長い時間をかけて献花と黙祷を捧げた。花束は海上保安部の方に妻が依頼して用意してもらったものと、学校側が用意したものだった。最後に基地関係者の号令で全員黙祷。花は放置できないため持ち帰り、後で知華の元へ届けることにした。

知華が呼んでいる気がする…辺野古ボート事故遺族が「最期の場所」で目にした光景【手記全文】転覆現場を望める場所にて 写真は「辺野古ボート転覆事故遺族メモ」より 
献花場所 献花場所 (Google map より) 写真は「辺野古ボート転覆事故遺族メモ」より

 同行したキャンプ・シュワブの方々は多くを語らないが、立ち居振る舞いには、失われた知華の命に対しての敬意が込められていた。

 ご協力いただいた方々に深くお礼を伝え、ホテルに戻ることにした。

17:00 キャンプ・シュワブからホテルへ
 知華が旅行2日目に泊まった、前日とは別のホテルで、知華と同じ部屋をツアー会社を通して希望していた。予約時は難しいとのことだったが、ホテル側に調整いただき、同じ部屋に泊まることができた。

19:00 家族写真
 知華が事故前日に家族グループに送ってきた写真と同じ場所(下記記事Top画像)で、知華の写真とともに家族写真を撮る。

知華が呼んでいる気がする…辺野古ボート事故遺族が「最期の場所」で目にした光景【手記全文】亡くなった武石知華さん 写真は「辺野古ボート転覆事故遺族メモ」より

 妻のおかげで、今、知華が一緒にいる気がしていた。

19:10 ツアー会社との面談
 那覇に到着していたツアー会社の社長を含む3名とホテル会議室で面談。経緯の説明と謝罪を受ける。Fコースは学校手配だが、真摯に対応する旨の説明を受ける。私からの怒りや不満への謝罪を除いた、社長との主なやり取りの要約: