認知症リスクを大幅に高める
AGEの生成を抑制・排出
管理栄養士の望月理恵子氏は「ベリーの色を作っているアントシアニンがポリフェノールの一種です」と説明する。
「アントシアニンは、老化を促進するAGEが作られるのを強くブロックする働きがあると報告されています」
老化を引き起こすのは「酸化」と「糖化」が主役といわれている。「酸化」とは食べすぎや強いストレス、加齢による代謝異常などで、体内に取り込んだ酸素の一部が活性酸素に代わり体がサビること。
もう一方の老化原因である「糖化」とは、血中に余った糖が体の重要な構成因子であるタンパク質にくっつき、タンパク質が劣化してしまうことである。これを“糖化反応”といい、その時老化を促進するAGEという悪玉物質がつくられる。
「AGEが脳内に蓄積すると、アルツハイマー型認知症の原因となるアミロイドβの生成や沈着を促進し、神経細胞を死滅させるため、認知症リスクを大幅に高めることが報告されています。抗酸化、抗糖化作用のあるものはAGEの生成を抑制・排出しますから、いずれかを含む飲みものは認知症リスクを下げるといえるでしょう。もちろん両方の作用があれば、なおよいですね」(同)
望月氏はベリー飲料の中でも『野菜生活100 ベリーサラダ』を好んで時々摂取しているという。
「この飲料は砂糖不使用です。アントシアニンは網膜や水晶体の栄養分になるので疲れ目にも良い作用があり、ビジネスパーソンにお勧めです」
13万人の研究で判明
「認知症発症リスクを減らす」2つの飲みもの
認知症リスクを下げる飲みもの二つ目は、先の『JAMA Network Open誌』で発表された研究にも挙げられている「紅茶」。2024年に発表されたメタ解析(複数の研究結果を統合し、ある要因との関連を解析する手法)でも、紅茶摂取量が1日1杯増加するごとに認知症リスクが明らかに低下している。
「さらに今年、ハーバード大学がJAMA(米国医師会雑誌)で発表した13万人が対象の研究(※2)がインパクトがありました」と東丸医師。
(※2)https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41661604/







