日々の食事のなかで、私たちが無意識に摂ってしまっている油があることはご存じだろうか。脂質の摂取量を考えるとき、この「見えない油」と「見える油」という視点が大切だというのは、日々の食生活を整えるコツを多数収録した『疲れやすいオトナ女子を救う あなたの食習慣を変える100の提案』の著者で、管理栄養士の星穂奈美さん。上手な脂質(油)の摂り方とともに、解説してもらった。
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意外と多い「見えない油」
「見える油」とは、炒め油やドレッシング、バターなど、調理時や食卓で使う油のこと。そして、「見えない油」は、肉の脂や加工食品に含まれる油のことを言います。
「見えない油」は無意識に摂取してしまうことが多く、実際に、私たちが摂る油脂の約8割はこの見えない油からといわれます(※1)。脂質(油)を控えたいと思ったとき、「見える油」に気を取られがちですが、「見えない油」の摂取量も意識してみましょう。
良質な油を適度に摂ること
1日の脂質の摂取量の目安は、性別や年齢により異なりますが、50~60gを目安に考えるのが理想。
例えば「見えない油」であるウインナーを3本食べると、それだけで1日の脂質摂取目安の半分近くに相当してしまいます(※2)。
なお、ダイエット中だからといって、極端に脂質を減らすことはNGです。良い油を選んで適度に摂るようにしましょう。
「見える油」も、例えばパンにはマーガリンではなくオリーブ油、炒め物にはラードではなく米油を使うなどの工夫が有効です。
※1)「令和5年国民健康栄養・調査報告」(2025年)厚生労働省
※2)1本(約20g)あたり脂質量を約8gとして計算
(本稿は書籍『疲れやすいオトナ女子を救う あなたの食習慣を変える100の提案』を一部抜粋・編集したものです)






