米投資会社バークシャー・ハサウェイは、投資家が見逃してきた米国の上場している住宅建設会社にどんな魅力を見いだしているのだろうか。それは、この業界に目を向ける日本企業と同じものかもしれない。つまり、米経済の中で最も生産性が低い分野の一つにおいてイノベーションを推進する機会だ。上場している米国の住宅建設会社は、人工知能(AI)以外の分野に投資機会を求める忍耐強い投資家の人気を集めている。バークシャーがテイラー・モリソンを68億ドル(約1兆1000億円)で買収する案件は、今年相次いでいる同じような取引の一つだ。2月には、住友林業がトライ・ポイント・ホームズを45億ドルで買収すると発表した。その結果、住友林業は米国の住宅建設業界で6位の企業となる。3月には、大和ハウス工業の米子会社であるトゥルーマークが、ワシントン州を拠点とするJKモナークを買収した。同じく大和ハウスの傘下にあるスタンレー・マーチン・ホームズも、ユナイテッド・ホームズ・グループを2億2100万ドルで買収すると発表した。