本当の「美人」とは、容姿が優れているだけではない。
人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?
その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修訳)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)
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「美人」に共通する特徴は何か?
「美人」と聞くと、多くの人は顔立ちやスタイルを思い浮かべる。
だが、年齢を重ねるほど、本当に魅力的な人にはある共通点が見えてくる。
それは、「自分を管理できる人」だ。
時間を守る。生活を整える。感情に振り回されすぎない。
やるべきことを先延ばしにしない。
こうした積み重ねは、見た目にも不思議と表れる。
実際、人は自由すぎると自分をコントロールしにくくなる。
だからこそ、本当に魅力的な人ほど、自分を管理できている。
美しさとは、生まれ持ったものだけで決まるものではない。
毎日の行動を管理し、自分を丁寧に扱える人ほど、年齢を重ねるほどに魅力が増していくのである。
日常に「制限時間」を取り入れよう
「自分を管理する」ために、おすすめの習慣がある。
それは、日常のなかに「制限時間を取り入れる」ことだ。
自分にとって本当に価値のある時間の使い方はどんなものかをよく考えてみよう。スケジュールを立てるときに、意図的に制約をつくるのもいい。たとえば、次のように自問してみる。
「使える時間が大幅に減るとしたら、どう対処する?」
私がこの問いについて考え始めたのは、インフルエンザで1週間以上も寝込んでしまったときだ。毎日、ほとんどの時間を寝て過ごした。もちろん、それでも少しは仕事をしなければならなかった。体力は相当に落ちていたが、ときどき力を振り絞ってしばらく仕事をしたり、なんとかメッセージに返信したりしてから、ソファに倒れ込んでまた眠るといったことを繰り返した。この経験を通して、最低限の時間で仕事をしなければならないときに、何をどうすればいいかの感覚をつかむことができた。
もちろん、仕事の優先順位を決めるために、病気になって寝込む必要はない。何かに取り組む時間が一定時間しかなく、その限られた時間を最大限に活かすにはどうすればいいかを日頃から考えるようにするだけで十分だ。はっきりとした制約があれば、無駄な行動を減らしやすくなる。この思考実験は、仕事以外にも当てはめられる。15分以内でエクササイズをしなければならないとしたらどうだろうか?長期旅行を計画するとき、何週間もかけて調べ物をするのではなく、2日間で移動手段やホテルの予約をすべて行わなければならないとしたら?
「制約は役に立つこともある」という事実を知っておこう。あなたの毎日の時間の使い方が自然と決まらないようなら、充実した生活を送るためにあえて制約を設けてみよう。慌ただしく、切迫しているように感じるのは、自由な時間が少ないからだけではない。ときには、スケジュールが詰まっているよりも、スケジュールに余裕があるほうが窮屈に感じることもあるのを覚えておこう。
本当に美しい人は、自分を甘やかしすぎない。
時間にも行動にも適度な制限を設け、自分で自分をコントロールしている。
だからこそ、やるべきことに集中でき、生活にも自然と余裕が生まれるのだ。
美しさとは、顔立ちだけではない。
毎日の小さな自己管理の積み重ねが、その人の雰囲気や品格となって表れていくのである。
(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)









