米宇宙開発企業スペースXが、長年にわたり国家安全保障当局へ熱心にアプローチしてきた成果が、今まさに実を結びつつある。米政府は、スペースXにとって単一では最大の顧客だ。創業24年を迎えた同社は、近く予定している新規株式公開(IPO)を前に証券取引委員会(SEC)に提出した書類の中で、政府を「顧客A」として記載している。2025年に総額約40億ドル(約6400億円)に達した政府からの収入は、今後数年間で急増する見通しだ。イーロン・マスク氏率いるスペースXは、人工衛星を量産し迅速にロケットを打ち上げる能力と、米国防総省への巧みな働きかけを組み合わせることで、数々の高額な契約を獲得してきた。こうした契約により、スペースXは軍や情報機関の宇宙戦略の中核に位置付けられることになった。
スペースX、「米戦争マシン」に組み込まれた舞台裏
米国防総省から巨額契約連発、既存の軍需大手脅かす
特集
あなたにおすすめ







