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子どもの学力を伸ばすのに、料理や洗濯といった家事こそ、算数の力や自己肯定感、知的好奇心まで育むという。塾なしで慶應義塾大学に入った子を持つ筆者が、家事こそ最高の家庭教育だと断言する理由とは?※本稿は、家庭教育コンサルタントの岩田かおり『お手伝いで自分から楽しく学べる子になる 戦略的ほったらかし教育』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を抜粋・編集したものです。
子どもに料理を任せれば
克己心が自然と備わる
家事は子どもに7つの力を育てます。
(1)克己心
(2)段取り力
(3)知的好奇心
(4)学力の土台
(5)危機管理能力
(6)自己効力感
(7)思いやり
それでは、さっそくそれぞれの力について解説していきましょう。
現代は、スマホがあり、なんでも手軽に買ったり調べたりすることができます。なんでも便利にできるからこそ、私は克己心が大事だと考えています。
克己心とは、自分の欲求や感情とうまく付き合いながら、目的を達成していく力です。自制心や自己制御などの意味を含みます。英語では、やり抜く力の「グリット」(GRIT)とも言い換えられるでしょう。
家事はこの克己心を養うのにうってつけです。
カレーを作ろうと思い、ジャガイモの皮を剥いたまま違うことに意識が向いて放置してしまっては、鮮度が悪くなってしまうかもしれません。茹でるなり焼くなりしなければカレーはいつまで経ってもできません。
洗濯も洗濯機を回して、干さないで、途中でやめてしまったら、いつまで経っても清潔な洋服を着ることはできません。







