「男の子だから」「女の子だから」も関係ありません。編み物が大好きな母親が、息子さんが3歳になった頃から危なくない太い針や指編みで編み物を再開したら、その子がすっかり編み物にハマったと教えてくれました。
子どもが小さいうちは自分の趣味どころではないと思い込んでいましたが、やってみると親子で楽しめたというのです。「男の子だから私の趣味には興味がないだろう」などと決めつけず、巻き込んでみたらいいのです。そうやって、親子ともに楽しい休日を過ごしてほしいと思います。
休む時間を作るために
プロや祖父母を頼ってもいい
現代は忙しい親御さんが多いですが、親自身がきちんと休んでストレスコントロールすることは非常に大切です。親が疲れていて余裕がなければ、子どもを観察することも難しくなります。
ですから、私たちがよくお伝えしているのは、週に2日の休みがある場合、うち1日は子どもと楽しく過ごし、残り1日は体を休めましょうということです。しっかり休むために、お金を払ってシッターさんなどプロに託すこともどんどんやっていいと思います。子どもが楽しめる習い事でもいいでしょう。ダンス教室でも工作教室でも、子どもが先生に教わっている間、親はゆっくりしてください。
子育ては長丁場です。協力者は多いに越したことはありません。上手にプロを頼りながら、親自身のストレスをコントロールしていきましょう。
親自身がしっかり休むことができるよう、祖父母に協力を依頼するのは最初に思いつくことかもしれません。同居している、近くに住んでいるなど、頼ることができる環境であれば頼ると良いと思います。
『その「習慣」が子どもの才能をダメにする』(成田奈緒子、上岡勇二、SBクリエイティブ)
ただ、祖父母と教育方針が違うために「逆にストレスが溜まる」という人もいます。
たとえば、親は子どもに甘いお菓子やジュースをあまり与えないようにしているのに、祖父母は制限せず与えてしまうというのはよくある話です。そんなとき、「おじいちゃんは本当に甘いから困る。すぐあなたにお菓子をあげるんだから!」と不満を言えば、子どもは不安になってしまいます。
今後も上手に頼っていくためにも、否定はしないほうが賢明です。「いいよね、あなたはおじいちゃんにかわいがられて。そんなにお菓子を食べられるなんて、うちじゃありえないもんね」というように、状況を言語化しつつ否定しないで伝えましょう。そうすれば子どもは自分で考え、調整するようになります。
祖父母の教育方針を変えさせようとしなくても大丈夫です。最終的には父母の教育方針が必ず勝ります。子どもは自然に「家族のリーダーはお父さんお母さん」と理解しているはずなので、自信を持ってください。







