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家事も育児も頑張ってくれる。優しいし、家庭にも協力的。それなのに、なぜか満たされない。そんな夫婦のすれ違いの背景には、「愛情の伝わり方」のズレが隠れていることがある。セックスレスの悩みを入り口に、多くの夫婦が見落としている愛情表現の違いを解説する。※本稿は、児童精神科医の精神科医さわ『「幸せそう」にならなくて大丈夫』(光文社)の一部を抜粋・編集したものです。
セックスレスに悩む女性
それを直視できない男性
セックスレスに悩んでいる女性が多いと巷でよく聞きます。どちらかというと、「レスにされたほう」の。
「女性として見られていないようだ」「女として終わった感じがする」などの悲痛な声に、私も悲しくなってしまいます。
セックスレスの原因はさまざまです。
「なんとなく間が空いて、しないことに慣れた」「子どもがいるとそういう雰囲気にならない」「疲れる」などなど。一度陥ると脱け出すのがむずかしい、蟻地獄のようだと表現する方もいます。
セックスレスを抱えている女性に話を聞くと、つらいのはセックスがないことそのものに加え、ふたりの重要トピックとして扱ってもらえないことだそうです。のらりくらりとかわされる、向き合ってもらえない、逃げる、キレる……。
男性は、自分がレスであることを直視したくないものです。とくに性機能の問題は男性にとってコンプレックスを感じやすく、たとえ友人同士であっても、女性よりオープンに話せない傾向にあります。プレッシャーを感じたり、「男性としてダメ出しされる」と思ったりすると逃げたくなるんですね。
そんな男性と、どのようにセックスレスについて話せばいいのでしょうか。







