「なんでそんな言い方するの?」「バカにされてるのかな……」。嫌味を言われると、ついカッとなったり、後からモヤモヤしたりするものです。しかし、頭のいい人ほど、その場の感情で反応しません。書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)より、その具体的な方法を一部抜粋・再編集して紹介します。
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「他人のひとこと」に振り回されないようにするには?
人にきついことを言われて、心がずしんと重くなる瞬間ってありますよね。
何気ないひとことなのに、頭の中で何度もリピート再生してしまう。
そんなときは、自分を責めずに、静かに心を立て直す時間を持ちましょう。
人から嫌な気分になることを言われたときには、次のように冷静に見ていきます。
1 「その人は、実際なんと言ったのか」を思い出す
主観を排除して、その人が実際に言ったことをノートに書き出してみます。
(例)「こんなこと、何回言わせるんだよ、誰でもできるぞ」と上司に言われた。
「悪口を言われた」「ひどいことを言われた」と、解釈から入ってしまうと、感情が嵐のように振り回されてしまいます。
振り回されないため、まずは事実確認が大切です。
2 「相手はどんな気分・感情だったか?」を分析する
次に、その発言から「相手の感情」を見ていきます。
(例)「イライラ」「怒り」「がっかり」「焦り」「心配」
こちらが「嫌なことを言われた」と感じた。
でも、「相手はどんな感情だったか」を表情や言動から思い出すと、相手はイライラした感じでもなく、ただ淡々と言っただけなんじゃないか、と気づくこともあります。
また、相手が何かしらの否定的な感情を抱いている様子であれば、ここでそれを想像して書き出しましょう。
3 相手の言葉の中に良質なアドバイスはあるか? 好奇心を持って探す
事実と相手の感情を書き出したら、次は、オペの時間です。
相手の言葉を解剖し、その中から良質な「アドバイス」を摘出します。
真剣に好奇心を持って調べてみて、よいアドバイスが何もなければ、ただの気分で意味のないことを言っただけです。
それ以上の意味を持たせないようにしましょう。
この「好奇心」がとても大切です。
ジャドソン・ブルワー博士は、ニューヨーク・タイムズでベストセラーになった著書『精神科医が実践するマインドフルネストレーニング─習慣を変えるための3つのギア』(パンローリング)の中で、「好奇心が不安に対して効く」と述べています。
嫌なだけの人のことは秒で忘れる
もし上記の3点に取り組んで、嫌な人だとしか思えない場合は、さっさと忘れて自分の人生に戻りましょう。
もし良質なアドバイスがふくまれていたら、そのアドバイスを実行するのみです。
出来事に対して、主観的になりすぎると、自分の感情に巻き込まれてしまい、人生が停滞しやすくなります。
嫌なことを言われたと思ったときにこそ、「相手の言ったこと」「相手の感情」「良質なアドバイスはあるか」、この3点に事実ベースで注目して、自分の人生に活かしていきましょう。
(本原稿は『人生アップデート大全』の一部抜粋・再構成を行ったものです)











