ナ・セビンさん(24)は、お金の価値に対する感覚を完全に失ってしまった。1月以降、彼女はこれまでの貯蓄約4万7000ドル(約760万円)のほぼ全てを株式市場につぎ込んでいる。韓国、台湾、日本のハイテク大手を潤している世界的な人工知能(AI)ブームに引き寄せられたのだ。市場の激しい乱高下に乗じながら、韓国ソウルのソフトウエア開発者であるナさんは、わずか1秒の間に1カ月分の給与に相当する額を得たり失ったりしたと語った。リスクがあっても、やめられない。一部の保有銘柄が2倍に値上がりするのを目の当たりにしてからは、なおさらだ。過去1年半にわたり、韓国市場は世界で最もパフォーマンスの高い株式市場となっており、ナさんと同僚たちは、株をもっと買うために下着を売ろうかと冗談を言い合っている。
空前の高リターン、アジア過熱市場に全世代が参入
韓国・台湾・日本のAI関連企業の世界的成功が市場の熱狂をかき立てる
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