英スコットランドの民族衣装キルトをまとった人たちがマサチューセッツ州ボストンに押し寄せ、レッドソックス戦を大合唱の場に変えた。現地のバーのオーナーたちは、売り上げが例年の聖パトリックデーの3倍になったと話す。オランダ人旅行者はガソリンスタンド兼コンビニチェーン「バッキーズ(Buc-ee’s)」の巨大店舗の前で口を開けて立ち尽くし、ドイツ人のファンたちは深夜1時にワッフルハウスへ繰り出すという米国流の通過儀礼を満喫している。こうして生まれたソーシャルメディアのコンテンツの洪水はあまりにも健全で心温まるものばかりで、何かの陰謀ではないかと疑う向きさえある。だが、サッカー・ワールドカップ(W杯)観戦に訪れたファンたちが米国での体験を次々と発信するなか、何百万人もの米国人が驚きや誇り、喜びが入り交じる気持ちで、そして改めて自分たちの故郷の良さを思い起こしながら、延々と続く映像をスクロールし続けている。
W杯観光客が米国絶賛、SNSに見入る国民
ウォルマートや巨大ガソリンスタンドに魅了された外国人観光客が米国でのわくわく体験を続々と発信し、米国人を感動させている
特集
あなたにおすすめ







