年2万円の医療費をカット!91歳おばあちゃんのアッパレ節約生活91歳おばあちゃんのアッパレ節約とは?(写真はイメージです) Photo:PIXTA

母・ハルコ91歳は、俗にいう「介護未満」の状態だ。本格的な介護はまだ必要ないけれど、体力や認知機能の衰えた高齢の親の存在は、子どもにとっては心配のタネ。時に「マジか!」とイライラし、時に涙がこぼれる日々。それに付き合う娘(57歳)との攻防を、役立つ情報も交えながら綴る。(ライター 松浦小夏)

年金は月5万円なのに
食費は10万円超の母の口癖は…

 冷蔵庫1台分の食品を腐らせ、元旦の大騒動を巻き起こした介護未満の母・ハルコ(91歳)。娘のイライラをよそに、都合の悪いことはすっかり忘れて、今日もまたセーキョーでの爆買いを続けている(顛末は連載第1回参照)。

 そんなハルコの口癖は、「早くお迎えがくればいいのに」だ。

 毎朝、仏壇に向かって手を合わせながら、「お父さん、いつでもお迎えにきてくれていいからね」とお線香をあげている。そう言いつつ、ハルコは松浦家の誰よりも健康管理に気をつかっている。

 毎朝決まった時間に起きて、バランスのよい朝ごはんを食べる。パン、牛乳、卵やソーセージなどのたんぱく質、サラダ、果物、ヨーグルトが、ハルコの朝食のメニューだ。

 酒は1滴も飲まず、タバコも吸わない。健康グッズも大好きで、ふと目を離すとテレビショッピングで購入したバランスボールやステッパーなどが増えている。ただし、使っているのは一度も見たことがない。

「いつお迎えがきてもいい」
でも、薬の服用は欠かさない

 持病の薬も、毎日欠かすことなく服用している。大きな病気はないが、血圧が高めで、骨も弱くなっている。月に1回、その治療薬をクリニックで処方してもらっているのだが、驚くのが薬に関するハルコの記憶力のよさだ。

「これは血圧の薬でアムロジピン。これはレパミピド、胃の薬ね。あとカルシドールは骨粗しょう症の薬……」