「優秀な部下が育たない」「期待した成果が出ない」と悩むリーダーは少なくない。しかし、問題は部下の能力や意欲ではなく、リーダーが見落としている意外なところにあるのかもしれない。チームの力を引き出す人は、何を見ているのだろうか。本稿では、そのヒントを紹介する。
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あなたは部下の得意を知っていますか
飲食店に行くと、「おすすめは何ですか?」と聞くことがあります。
店員さんが「これは手作りで」「この食材にこだわっていて」と教えてくれると、それを頼みたくなります。
こだわりがあるものは、やっぱり美味しい。
でも、職場ではどうでしょう。
部下の「おすすめ」
――つまり得意なことやこだわりを、ちゃんと聞いていますか?
部下の「おすすめ」を活かす
仕事を振るとき、つい「この人が空いているから」「この業務だから」と、機械的に割り振っていないでしょうか。
でも、人は「任された仕事」よりも「自分のこだわりが活きる仕事」で本領を発揮します。
得意なことをやるとスピードも質も上がるし、こだわりがあると自分で改善し始めます。
逆に、無関心な仕事は最低限で終わってしまう。
だからこそ、仕事を振るときに「その人のおすすめ」を意識することが大切です。
部下の「おすすめ」を知らないまま任せていたら、せっかくの力を引き出せていないかもしれません。
聞くだけで変わる
「何が得意?」「どんな仕事がやりやすい?」
そう一言聞くだけで、部下は「この人は自分のことを見てくれている」と感じます。
得意な部分を多く任せるようになると、自然と成果も上がっていきます。
理想は、気づいてあげること
もっと言えば、聞かなくても気づけるのが理想です。
作業のスピードが速い瞬間、工夫している箇所、表情が明るくなるタイミング
――そうした小さな違いを観察していると、部下のこだわりが見えてきます。
そして気づいたら、言葉にして返してあげる。
「この書類、よく出来てるね」と。
それだけで、部下は承認欲求が満たされます。
その人の力を引き出せているか
その人の得意やこだわりを知らないまま、仕事を割り振っていないか。
「誰でもできるから」ではなく、「この人だから活きるか」で任せる。
その視点があるかどうかで、チームの力は大きく変わります。
(本稿は、『3000件の職場の悩みを解決したプロが教える リーダーのふるまい大全』の発売を記念したオリジナル記事です)








