日産は2期連続最終赤字
ホンダも26年3月期は赤字

 25年3月期の業績は、売上高12兆6332億円(前期比0.4%減)、営業利益698億円(同87.7%減)、6709億円の最終赤字(前期は4266億円の最終黒字)となった。

 中国などで販売台数が減少したほか、販売奨励金などの費用がかさんだ。また、原材料価格の高騰も利益を圧迫した。加えて、減損損失やリストラ費用を計上した結果、巨額赤字を計上することになったのだ。

 26年3月期も赤字は継続していて、売上高12兆78億円(前期比4.9%減)、営業利益580億円(同16.9%減)、5331億円の最終赤字と、危機的状況を脱していない。

 今回のランキング(25年3月期が対象)では、平均年収は前年の877.1万円から20万円弱アップしていたが、業績悪化が長引けば、平均年収にも悪影響が出る可能性がある。

 3位はホンダで、平均年収は895.5万円だった。2位日産に僅差での3位となった。

 従業員の平均年齢は44.5歳で、従業員数は3万2088人(25年3月末時点)だ。

 25年3月期の業績は、売上収益が21兆6888億円(前期比6.2%増)、営業利益が1兆2134億円(同12.2%減)、純利益8358億円(同24.5%減)の増収減益だった。

 二輪事業は好調だったものの、四輪事業で中国などでの販売台数減少や、製品保証引当金の測定方法を変更したことなどが減益要因となった。

 ちなみに26年3月期には、4239億円の最終赤字に陥っている。EV関連で1.5兆円超の巨額損失を計上したほか、米国関税の悪影響もあった。今後の四輪事業の行方が業績、そして年収にも影響を及ぼしそうだ。

 自動車大手3社に続く4位となったのはトヨタ系列の部品メーカー、デンソー。平均年収は863.1万円だった。

 従業員の平均年齢は44.8歳で、従業員数は4万3781人(25年3月末時点)だ。

 5位は大阪府堺市に本社があるシマノで、平均年収は856.2万円だった。同社は自転車部品や釣具の開発・製造、販売を手掛けている。

 従業員の平均年齢は41.3歳で、従業員数は1748人(24年12月末時点)となっている。

 今回のランキングで、平均年収が800万円を超えた企業はトップ5社を含めて10社だった。平均年収700万円台は17社となっている。

(ダイヤモンド・ライフ編集部)

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