インテリアにはアルファらしい“色気”を増す工夫が施された。マテリアルやトリムの変更に加えて、赤シート&赤ステッチ仕様を追加した。レッドインテリアはシルバーやブラックのボディに組み合わせてみたい。
そしてシャシー。前後のトレッドを左右それぞれ4mmずつ拡大している。バンパーデザインの変更により全長が10mm短くなっているから、全体的によりワイドなスタンスに。また今回からPHEVがカタログから落ち、日本仕様のパワートレーンは旧FCA系1.5Lターボ+48Vマイルドハイブリッドに一本化した。基本は175psのシステム最高出力を含め変わらないが各種チューニングは最新スペック。エンジンとモーターの出力制御や7速DCTの変速を最適化することで走りをリファインしたという。0→100km/h加速は従来の8.8秒から8.5秒に短縮している。
日本仕様のラインアップは、20インチタイヤ&デュアルステージバルブサスペンションを装備したヴェローチェ(653万円)と18インチタイヤを履くスプリント(599万円/受注生産車)の2グレード構成。なおハイブリッドの呼称は、今回からジュニアと同様に“イブリダ”(ibrida:イタリア語でハイブリッド)に変更された。
ワインディングでアルファらしさを実感。
走るほど魅力が高まる
実をいうとデビュー当初、筆者のトナーレ評は芳しくなかった。いち早く本国で試したイタリア車好きのメディア関係者が絶賛していたわりに、日本へやってきたトナーレにはアルファロメオらしい覇気を感じなかったからだ。ちょうどコンパクトサイズのSUVをわが家用に探していた時期で愛車候補だっただけに、落胆した記憶がある。その後「PHEV仕様が実はよかったんだよ」、と打ち明けられて待ってはみたものの、パフォーマンスは高かったが、アルファらしさはさらに薄まっていた。
そんなわけで、今回のトナーレ試乗は雪辱戦!?







