3代目はBEVと内燃エンジンの2シリーズ展開。iX1/20i/20d/M35iの豊富なラインアップを誇る。注目は電動化と内外装の先進的アップデート。試乗車はマイルドHVの20dである。
BMWが“SAV(=スポーツ・アクティビティ・ビークル)”と呼ぶXモデルはいまやラインアップの主軸となり、現在では8モデルを数える。そのSAVのエントリーモデルとなるX1が3代目を迎えた。
3代目のポイントは“電動化”である。BMWのスモールコンパクト初のピュアBEVとなるiX1が設定され、今回の試乗車、ディーゼルの20dには、48VマイルドHVが組み合わされた。
新型のボディサイズは4500×1835×1625mm。内外装はBMWらしい風格が感じられる。全体の作りのよさから生まれる上質さはもちろん、最新世代らしい大きなキドニーグリルが目を引く。プロポーションも一段と力強さが増して立派になったように感じた。