ホルムズ海峡付近でイランによる新たなタンカー攻撃が起きたことで、イラン政府の強硬派指導部が抱えるジレンマが深まっていることが浮き彫りになった。強硬派指導部は同海峡における実質的な支配力を対米交渉の材料にしているが、通過する船舶が増えるにつれ、支配力が弱まりつつあると感じている。米高官によると、イラン革命防衛隊(IRGC)は7日未明、海峡付近で商船2隻にミサイルを発射した。2週間前にも、オマーン沿岸の南側ルートの通航阻止を狙った攻撃が起きた。イランは船舶に対し、南側ではなく、同国が管理する北側ルートを使用するよう警告している。英海事機関UKMTOによると、同日に別のタンカー1隻も正体不明の発射物による攻撃を受け、船体が損傷した。
イラン、船舶攻撃でにじむジレンマ 海峡支配力低下を懸念
ホルムズ海峡を回避するため産油国は代替ルートや国外貯蔵施設への投資を加速
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