この人、二流だな…CAが失望した、ファーストクラスの客が放った「残念すぎる一言」写真はイメージです Photo:ViewStock/gettyimages

若年層のお酒離れも進み、お酒を楽しむ文化も大きく変わりつつあります。時代背景が変わる中、今回はエグゼクティブの「お酒のたしなみ方」について紹介します。(CCI代表取締役・元国際線チーフパーサー 山本洋子)

お酒も楽しめる空の旅……上手なたしなみ方は?

「いまから飲みに行くぞ!」

 このように上司が仕事終わりに部下を気軽に飲みに誘う時代は過去のものになりました。

 最近は健康リスクへの意識が高まり、お酒を飲む人も機会も減少傾向にあります。アメリカでは、長年ほぼ横ばいだった飲酒率が、ここ数年で大きく低下しているという調査(Gallup調べ)もあり、仕事上でもプライベートでもお酒を飲む、お酒をたしなむという文化が変わりつつあります。

 私が現役CAのころは、フライトを終えた後は同乗クルーで集まり、食事とお酒を楽しんでおりました。仕事では先輩後輩の厳しい上下関係がありますが、お酒の場ではプライベートな話題も飛び出し、先輩後輩を超えた仲間としての親交が深まったものです。

 CAはワインやその他のお酒を提供する側でもありますので、ソムリエや日本酒の利き酒師の資格保持者も多く、仕事の一環としてもお酒をたしなむ機会が多いのです。

 ファーストクラスに限らず、フライトではお酒を楽しみにしていらっしゃるお客様も多くいらっしゃいます。日頃はあまりワインを召し上がらないお客様も、さまざまなワインを取りそろえているワインリストをご覧になると、少し飲んでみようかなぁという気持ちになるようです。

 お客様にお食事とお酒を楽しんでいただけることは、CAとしてもとてもうれしいことなのですが、お酒により行き過ぎた言動が見られることも少なくありません。

 少し前までは許されたお酒の席での失敗も、近年は笑い話で済まされる時代ではなくなってきました。いくら悪気はなかったといっても、周りに不快な思いをさせたり、迷惑をかけてしまったりすることは社会的な信頼も失ってしまうことになります。

 そこで今回は機内でのエグゼクティブなお酒のたしなみ方をご紹介します。