くしゃみや咳をするとき、口元をきちんと覆う。そんな何気ない行動は、自分のためだけではなく、周囲への思いやりを示す大切なマナーだ。日本でも必要とされている習慣だが、海外では子どものころから特に厳しく教えられている国も少なくない。話題の書『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』で紹介されている93のおやくそくの中から、これからの時代に身につけておきたい習慣を紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)

【海外では常識】「育ちがいい人」の親が最初に教えていた、たった1つの習慣Photo: Adobe Stock

「くしゃみ」をしたら睨まれた子ども

海外在住で、6歳の子どもを育てるママさんと最近話した。
日本と海外では文化に多くの違いがあると感じているそうだが、特に驚いた出来事があったという。

ある日、子どもとショッピングモールを歩いていたときのことである。

息子さんが、手や腕で口元を覆わずに「くしゅん」とくしゃみをしたところ、すれ違った男性が明らかに不快な顔をして、こちらを睨んできたそうだ。

日本でも口を覆うことは指導されているが、大人でも口を覆わずに大きな声でくしゃみをする人も街中でよく見かける。

一方、海外では、咳やくしゃみをするときは必ず口元を覆うことが、ごく当たり前のマナーとして根付いている国も多い。
ハンカチがなければ手ではなく腕の内側で覆うことが推奨されるなど、「周りに菌を広げない」という意識が子どものころから繰り返し教えられている。

海外で生活するかどうかに関係なく、これからは海外の人と接する機会もますます増えていくだろう。
だからこそ、世界でも通用するマナーとして、小さいうちから身につけておきたい習慣の一つである。

せきやくしゃみはハンカチでおさえる

小学校入学前後から知っておきたいルールや習慣を93個紹介している本『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』には、「せきやくしゃみはハンカチでおさえよう」という項目がある。

【海外では常識】「育ちがいい人」の親が最初に教えていた、たった1つの習慣『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』より引用
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・せきが でるときは はなと くちに ハンカチを あてる。
・ハンカチが なければ ふくの そでで くちを おおっても いいよ。
・せきが でるのを てで おさえたときは てを あらう。
・せきが でるときは マスクを する。

(『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』より引用)

くしゃみや咳をするときに口元を覆う。
それは、自分のためではなく、周りの人への思いやりを示すためのマナーである。

日本でも海外でも、こうした気遣いは大切にされている。
だからこそ、子どものころから繰り返し教え、自然にできる習慣にしていきたい。

(本稿は、『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』の発売を記念したオリジナル記事です)