株式市場では、株価がピークに達したときに誰かが警鐘を鳴らしてくれるわけではない。銀行業界も同じことで、現状は米国の大手銀行にとってあまりに甘美な環境に見える。JPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ(BofA)、シティグループ、ウェルズ・ファーゴ、ゴールドマン・サックスは14日にそろって4-6月期決算を発表した。結果は素晴らしい内容だったが、株価の反応はまちまちだった。ゴールドマンは投資銀行手数料とトレーディング収入の急増が好感され、株価が9%上昇した。一方、シティグループは下半期は上半期ほど好調な業績が期待できないとの見方を経営陣がほのめかしたことから、約5%下落した。他の銀行は株価にそれほど大きな動きは見られなかった。モルガン・スタンレーは15日に決算を発表する。