『風、薫る』第79回より 写真提供:NHK
今日の朝ドラ見た? 日常の話題のひとつに最適な朝ドラに関する著書を2冊出版し、毎日レビューを続けて12年めの著者による「読んだらもっと朝ドラが見たくなる」「誰かと話したくなる」連載です。本日は第79回(2026年7月16日放送)「風、薫る」レビューです(ライター 木俣 冬)
新キャラは新聞記者
「異議あり、問題あり」また、新しいキャラクターが登場した。
飴屋で割り込みした人物・羽田家の大旦那・銀次(西堀亮)に常識を説く人物は横沢公輔(井上祐貴)という。
割り込みを気にしない銀次に横沢は「金がすべての成り金がよくかかる病です」と嫌味タラタラ。権力になびかず颯爽としているが、周囲はハラハラ。りん(見上愛)は、彼の例え方が医療に関することで「お医者様みたい」と思わず笑ってしまう。
なぜか、横沢はりんが女学校の舎監だと知っていた。
りんはそこに引っかかりもせず帰ろうとして(相変わらずりんはどこかぼーっとしている)、横沢に呼び止められる。
「なぜ、私があなたを知ってるか知りたくないですか?」その流れでりんは横沢と繁盛している飴屋のイートインで水飴を食べる。
なぜりんはすぐ殿方とスイーツショップでおしゃべりするのか。その疑問はさておこう。
横沢は新聞記者だった。それで、一ノ瀬りんという人物が東京から舎監として赴任してきたという情報を得ていたのだ。
ここ新潟では田畑を持ってる大地主が一番偉い。役人も警察も学校にも顔が利くから、敵に回さないに越したことはない。
そうわかっていながら、権力にたてをつくのは、間違った社会を正したいから。







