自分の強みを数値化するための
超シンプルな方法

 たとえば、僕の場合なら「『昨年(2025年)1年間で274回』のオンラインでのプレゼンをしました」があります。あるいは「マイクロソフトにいたときに『10年連続』で会社主催イベントの参加者の満足度アンケートでトップを獲得しました」でもいいでしょう。

 そんな話は、単純に数えれば済むわけです。

 では、これを聞いた人の気持ちはどのように動くでしょう。

「そんなにやっているならプレゼンのプロに違いない」
「10年もトップを取り続けているなら、講演やセミナーをしてもらっても面白いのだろう」

 このように、自分のことを具体的に相手に印象づけることができる。

 そう、人は数字に注意を引かれるのです。

《なぜなら、数字は世界の共通言語だから》

 やったことは、ただ「数えた」だけ。でも、それだけで周囲にインパクトを与えることができます。数えることで市場価値を高めることができるのです。

 これはとても大切な考え方です。あなたのなかには必ずアウトプットできるものが存在します。今はそれを自覚していなかったり、スキルの組み合わせ方が良くなかったりしているだけのこと。だから、数字で表現できる状態になっていないのです。

 また、自分が得意だと思っていることは、できると思っているだけに意識的に振り返らないことも往々にしてあるでしょう。

 アウトプットするものに迷ったら、まずは指折り数えられるものから始めればいい。それだけできっかけをつかむことができるのです。