2026年7月8日、ロシア・モスクワのクレムリンで、政府閣僚とのオンライン会議に臨むロシアのウラジーミル・プーチン大統領 Photo:SPUTNIK/JIJI
ウクライナのドローンによる攻撃が、ロシアに打撃を与えていると報じられています。ですが、ウクライナはドローンでロシアに反撃する一方で、国内ではロシア軍の激しい攻撃にさらされています。事実上ウクライナを見放しているトランプ大統領、そして、米国に代わってウクライナを支援しているのは――。(作家・元外務省主任分析官 佐藤 優、構成/石井謙一郎)
ロシア最大の製油所を
ドローンで攻撃したウクライナ
ウクライナのドローンによる攻撃が、ロシアに打撃を与えていると報じられています。
〈ウクライナ軍参謀本部は(7月)6日、ロシア石油大手ガスプロムネフチ傘下で西シベリアのオムスク州にある同国最大のオムスク製油所をドローン(無人機)で攻撃したと明らかにした。ウクライナ支配地域から約2700キロの距離に及び、ウクライナによる攻撃としては最長の一つとみられる。ロシアの地元当局も攻撃を確認した〉(7月6日「ロイター日本語版」)
翌日の続報によれば、オムスク製油所は稼働を停止したとのことです。
ウクライナが使っているドローンには、幾つかの種類があります。一つは上記のような、各地の製油所や軍事施設をピンポイントで狙う長距離攻撃型のドローン。もう一つ、日本であまり報じられていないのが、ドローン攻撃に風船を組み合わせる戦法です。去年の情報ですが重要なので紹介します。







