「ありがとう」で
はっきりと感謝を伝える
感謝を伝えるつもりで「すみません」を使っている人は多いものです。「ありがとう」だけでは少し軽いと感じる、また「手間をかけてしまった」という申し訳ない気持ちから、「すみません」と言うケースです。もちろん、この場合の「すみません」は謝罪ではなく、ポジティブな感謝の形です。
しかし、感じのいい人が感謝する時は「ありがとう」とはっきりと伝えています。どちらもたった5文字の言葉ですが、相手からの印象が格段に違います。
「ありがとう」ではなく「すみません」と言われると、「気を遣わせてしまったかな」と相手にモヤモヤが残ります。「ありがとう、と言ってくれたらすっきりするのに」と思うかもしれません。「ありがとう」と言われると、相手も充実感を得られるのです。
例えば、同僚に資料作成を手伝ってもらったときは「手伝わせてすみません」ではなく、「サポートしてくれて本当にありがとう!」というフレーズに変換を。相手も「助けてよかった」というスッキリとした誇りを感じるはずです。
贈り物をもらったときも同様です。「こんなに頂いてすみません」と過度に恐縮してしまうと、相手の温かい気持ちを拒絶しているようにも見えます。ここは素直に「ありがとうございます。お心遣い、本当にうれしいです」と、素直な気持ちをストレートに言いましょう。笑顔で感謝を伝えることこそが、相手にとって一番の「お返し」になります。
細かな気遣いに対する「気を遣わせてすみません」も、「お気遣いいただき、感謝いたします」にしましょう。「感謝いたします」という言葉が、相手の温かさをしっかり受け止める姿勢を示してくれます。
「相手にどんな気持ちになってほしいか」
という視点を大事にする
感じのいい人は、言葉を選ぶときに「相手にどういう気持ちになってほしいか」という視点を大事にしています。些細(ささい)な表現であっても、ポジティブな言い換えを積み重ねることで、相手を大切にしたいというメッセージが伝わります。
まずは今日から、会話の端々で飛び出す「すみません」を、前向きな一言に置き換えてみましょう。その小さな変化が、あなたの人間関係をより豊かで心地よいものにしてくれるはずです。

◆◆◆
>>【関連記事】「感じのいい人が「暑いですね」にチョイ足ししている言葉とは?」を読む







