子どもがしどろもどろに話している時、よかれと思って、つい「ちゃんと言い直しなさい」なんて口を挟んでいませんか? 実は親のその手助けが、子どもの考える力を奪っている可能性があります。言いよどむ姿を見るとヤキモキしますが、そこには成長を促す大切なヒントが隠されているのです。子どもの言葉を上書きせず、本当の言語化力を育む見守り方をお伝えします。
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子どもの「言葉の詰まり」は宝の山?
親が“言い直し”をさせてはいけない理由
子どもが宿題やオンライン授業で、先生の質問に対してしどろもどろになっていると、親としてはつい口を挟みたくなるものです。「もっとわかりやすく言いなさい」「主語と述語がおかしいよ」などと助け舟を出した経験がある方は多いのではないでしょうか?
しかし、この親の「よかれと思っての手助け」が、実は子どもの成長の芽を摘んでしまっている可能性があります。
親の「よかれと思って」が招くNG行動
オンライン学習の現場でも、こういったケースは頻繁に見られるといいます。
「ヨミサマ。」のオンライン授業では、生徒が小学生の場合、本人の隣に親御さんが座ることもあります。そういうケースでよくありがちなのが、僕たち講師の問いかけに生徒の子が一生懸命に答えている最中に、親御さんが「ちゃんとした文章になっていなくてすいません。言い直しなさい」と、よかれと思って手助けをすることです。
――『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』より
――『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』より
ビジネスシーンでも、部下が要領を得ない報告をしていると、上司が「要するにこういうことだろ?」と話をまとめてしまうことがあります。
しかし、教育の場において親が整った言葉を先回りして与えてしまうと、子ども自身が「自分の頭で考え、言葉を紡ぐ」という一番重要なプロセスをスキップしてしまうことになります。



