1位は日産自動車
将来性や職場環境に不満

 26年1~6月に投稿数が最も多かったのは日産自動車で、投稿数は14件。

 日産自動車に関する投稿では、会社の将来性や事業戦略への不安に加え、社内風土や待遇、働き方に対する不満も目立った。特に、業績や競争力への懸念から将来を不安視する声や、人材流出、賞与の減少などを指摘する投稿が寄せられている。

 主な投稿は下記の通り。

〈将来性・業績への不安〉
「会社の現状に不安が多く、将来に期待を持てない。業績悪化や将来への不安から、正社員を目指して入社したものの退職した」
「将来性が見えず、ここ数年で会社が潰れるとは思わないが、定年まで働けるかはかなり怪しいと感じた」
「業績の右肩下がりが続き、将来に向けた成長戦略も見えにくく、明るい未来を想像できなかった」
「開発費が不足し、できることややれることが少なくなっていると感じた」

〈競争力・事業戦略への懸念〉
「EVやe-POWERだけでは事業が成り立たず、普通の車を売って利益を出せる構造に戻せなければ、存続が危ういと感じる」
「世界と比べてEVの技術力で大きく差をつけられており、SDVや全固体電池も業界のビジョンに基づく戦略的な開発ができていないと感じた」
「コア技術を考えたときに、他社に勝てる要素が見当たらないことが大きなリスクだと感じた」
「海外企業との価格・技術競争が激しく、自動運転技術も新たなイノベーション次第ではこれまでの投資が無駄になる可能性がある」

〈社内風土・人材流出への不満〉
「40代以上を中心に古い考え方が定着し、会社の方向性も現場まで十分に伝わらない。若手が育たず、社内の士気もかなり低かった」
「上司には当たり外れがあり、活発に働く社員が少ない。将来を担うはずの30~40代の魅力的な人材も、将来不安やボーナスカットなどで流出した」
「賞与の支給額が近年下がり続けており、インセンティブも限られているため、仕事へのモチベーションが上がりにくかった」

〈開発体制・働き方への懸念〉
「開発開始から量産までの期間が長く、必要なタイミングで必要な車を届けられていない。短縮を進めてもプロジェクト延期が起き、根本的な改善に至っていない」
「開発期間の短縮をトップだけで決めると、設計や購買、工場に無理を強いることになる。全体で実現可能な方法を検討すべきだと感じた」
「海外赴任が頻繁にあり、赴任先に危険な国が多いことから、長く働き続けることに不安を感じた」