それは主義? はたまた事情?? 「AかBか」という主義が分かれそうなトピックをあらためて考える、人気エッセイストの古賀及子さんによる書き下ろし新刊『暮らしの信じ方』より抜粋・再構成して公開します。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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毎日、早寝早起きだ
毎日、早寝早起きだ。
そういう生活をするのが良いことだとか、そうあるべきだと思っているわけではまったくなくて、性質的にどうにもこうにも早くに起きてしまうし、早くに寝てしまう。
毎日だいたい二十三時に寝る。二十二時を過ぎたら寝てもいい、遅くとも二十四時までには寝るという気持ちでいる。
たまに二十一時をすぎたあたりでどうしても眠くなってしまう日があるのだけど、体調が悪いのでなかったら二十二時を回るまでは寝ないように頑張る。
早くに寝ると、夜中とか早朝とかに目が覚めてしまって続けて寝られず、どうしていいかわからなくなっちゃうからだ。
朝は、早くに出かける用事さえなければ平日も休日も、固定で七時起床と決めている。
飲酒の習慣があったころは、休日の前の日はすこし遅くまでビールを飲んで、翌朝はゆっくり起きるようなこともあったのだけど、自宅での飲酒が週一回までにおさまった今は、このとおりに寝起きするようになんとなく定まった。
とにかくできる限りぎりぎりいっぱいの早起きラインをさぐった
学生のころはもっと適当だった。学校に遅刻しないようにということだけを念頭に、あとは好きな時間に起きて好きな時間に寝ていた。
社会人になってからも、行き先が学校から会社になっただけで、寝起きに対する姿勢は同じく、大きく変わったのが子を持ったタイミングだ。
保育園に預けての復職にあたって、とにかくできる限りぎりぎりいっぱいの早起きラインをさぐった。自分のお弁当を含めた三食の支度や掃除洗濯を、子どもがまだ寝ているうちに片付けるためだ。
結果的に五時起床が習慣になった。時短勤務制度を利用して夕方に保育園に迎えに行き、二十一時ごろに子どもと一緒に寝る。一時期、四時起床も試したのだけど、いかんともしがたい体質らしく、どうにも昼に眠くなってしまってだめだった。
ごろんごろん転がって、満喫している
子どもの成長に合わせて、家事との兼ね合いをみながらその時々で手探りで起床時間の落とし所を見つけてきた。そうした先の現在地が、二十三時就寝、七時起床というわけだ。
今では家族の誰よりも、いちばん早く私が寝ている。
子らへの夜間授乳や夜泣きで夜に眠れなかったころのことはしっかり執念深く頭と体で覚えているから、いつまで経っても夜中にずっと通して寝られることがかけがえなく嬉しくて仕方がない。毎晩ベッドでごろんごろん転がって、満喫している。
眠れない夜が終わってからもう何年も経つのに、いまだに新鮮に、まさかと思い続けている。まさか夜中まるまる、寝られるなんて。





