肥満症治療薬の自由販売価格と痩身効果を載せて宣伝するクリニックが横行 Photo:PIXTA
*本記事は医薬経済ONLINEからの転載です。
「肥満」をめぐる薬の事件が相次いでいる。大阪府警察生活環境課は6月2日、糖尿病治療薬「マンジャロ」を無許可で販売、保管していたとし、医薬品医療機器法の疑いで会社員の女性(35)を書類送検した。7月13日には、島根県浜田署が同じくマンジャロを許可なく販売目的で持っていたとし、自営業の女性(52)も薬機法などの容疑で送検。マンジャロはGLP―1受容体作動薬で、使用成分(チルゼパチド)に体重減少の効果があり、ダイエット目的で販売しようとした疑いが持たれている。
マンジャロは日本イーライリリーの製品だが、同じ成分を使って肥満症治療薬「ゼップバウンド」を25年4月に発売している。チルゼパチドによる体重減少効果を裏付ける製品だが、一方で糖尿病薬であるはずのマンジャロを不適切に使用したダイエットが広がり社会問題化している。







