スペースXはロケット会社かもしれないが、最近ではジェットコースターのように感じられる。この1週間だけでも、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はスペースX株が1営業日で約14%急落するのを目の当たりにした(これは同社が上場企業になって以降の短い期間でも最悪の数字ではない)。7日の金曜日には株価は週初から20%超上昇した。言い換えれば、時価総額の変動幅が3000億ドル(約47兆円)を超えていた。大半のCEOにとって、それは吐き気を催すような乗り心地だろう。マスク氏にとっては、「地道な作業モード」に戻り、スペースXの業績について掲げた強気な約束の数々を実現しなければならないという厳しい現実を思い出させるものだ。同氏は今年に入り、6月に史上最大の新規株式公開(IPO)を実施するためにそれらの約束をした。その高揚した時期は終わり、戦略実行というより現実的な段階に移っている。
スペースXの夢売ったマスク氏、波乱を乗り切れるか
IPOは史上最大規模だったが、最近の株価乱高下は今後の苦闘を浮き彫りにする
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