
直美と小川の結婚式に、看護学校の仲間が集結
小川のリアクションに、直美はきれいな涙を流す。遠くの空がほんのり薔薇色に染まっている。チュウが奥でにこにこしている。この人、完全にリアクション要員になってるなあ。
場面変わって、長屋。
直美は井戸の横に石鹸を設置する。反町四郎(岡部尚)以外にも長屋で咳をしている人がいるので、清潔を徹底しようと考えたのだ。
「朝一番に窓を開けて空気を入れ替えてください。埃は喉によくありません。それと喘息は夜に咳が出ることが多いので本人もご家族も眠れなくなります。そうするとみんな疲れ切ってしまいますよね」
直美が長屋の住人たちに言うと、登勢(前田亜季)の疲労に気づいた近所の人が「うちで寝なよ」と言いだす。
「お夕飯持っていくから寝させてもらうわ」と登勢。近所同士、それぞれ助け合うことにする。なんてすばらしい隣人関係。
「向こう三軒両隣」という言葉があるが、最近はこの言葉の存在感が薄らいでいるように思う。集合住宅の隣や上下にどんな人が住んでいるのか知らないなんてこともよくある。だが昔は、ドラマのように近所との交流が密で助け合っていた。
小川と心が通じ合った直美は看護婦としての仕事も充実している。
清々しい青空が映り、時間が経過。チュウの店で直美と小川のささやかな結婚式が行われる。
看護学校の仲間たちが勢揃いするなか、直美と小川が連れだってくる。直美は鮮やかな紫の着物にお花の髪飾り。
「幸せになります」と直美はにっこり。
あの直美さんが……とみんな感慨無量だ。小川の家族も軍の人もいないのは、これは内輪の披露パーティー的なことであろう。
そこへ、サプライズ。地方に伝導に行った吉江(原田泰造)がやって来る。来られないはずが「全てがうまくいって来ることができました」。
来るためにものすごーく調整したのだろう。
直美は小川に吉江を「父親みたいな人」と紹介し、やっと「父親」と言ってもらえてうれしい吉江。







