ロシアはドローン(無人機)を組織的に運用し、欧州の防空網の弱点を突くため偵察を重ねている。ドイツ連邦軍の制服組トップが明らかにした。欧州各国の政府や機関の不安定化を狙った「グレーゾーン」作戦を強化しているという。ドイツ連邦軍トップのカーステン・ブロイアー総監はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、「ハイブリッド攻撃は北大西洋条約機構(NATO)加盟国内で連日発生している」と述べた。特に東方領域の加盟国で顕著だという。その上で、ロシアは将来の衝突に備えて戦術を磨こうと、「われわれを試し、われわれがどう対応するかを見ている」と指摘した。ドイツにおける長年の防衛投資不足を経て、ブロイアー氏は同国軍を強力で即応体勢を備えた軍隊へと刷新するため、大規模な国防改革を主導している。同氏は、ロシアがウクライナでの戦争を継続している最中でも、「西側との広範な衝突に備えて、すでに経済面・軍事面で移行を進めつつある」と述べた。
ロシア、「ハイブリッド攻撃」でNATO試す=独軍トップ
ロシアはウクライナと戦い続けながら、より広範な戦争への準備を進めていると独軍トップは指摘する
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