中国の習近平国家主席が進める規律違反の粛清に関する機密情報が、インターネット上に次々と流出している。これまで数百万人を巻き込んできた取り締まりをかいくぐってリークが行われており、汚職と背信行為が共産党内にいかに深く根付いているかを浮き彫りにしている。党が毎年数万人の当局者を拘束するなか、中国のソーシャルメディアでは腐敗に関する情報の闇市場が形成されている。正体不明のユーザーが料金やクリック数と引き換えに、次に粛清される人物についてのヒントを投稿していると、国営メディアは伝えている。こうした内部情報の漏えいは、容疑を掛けられた人物が訴追を逃れたり逮捕を回避したりするのに役立つほか、部外者がタイミングよく取引を行うことも可能にする。米国では行政の関係者が「カルシ」や「ポリマーケット」といった予測市場で利益を得ているとの懸念が広がっているが、この現象はその中国版とも呼べる。
中国の反汚職運動に死角、利益目的で機密漏えい
未発表の粛清に関する情報が流出、習氏の取り締まりの実効性に疑問符も
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