飲み会で会話が途切れるのがしんどい→「一生タコワサの話でいい」納得のワケ飲み会での会話がしんどいなら、ずっとタコワサの話でもいいって本当?(写真はイメージ) Photo:PIXTA

飲み会で「順に自己紹介をお願いします」という儀式は、果たして正解なのだろうか?一方で、配慮のない「他己紹介」は思わぬ地雷を踏むことがある。飲み会で困らない話題の選び方、大人のトーク術を紹介しよう。※本稿は、心理カウンセラーの五百田達成『「誘える人」がぜんぶ手に入れる』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を抜粋・編集したものです。

飲み会での自己紹介は
誰にとっても「不毛な苦行」

 複数人を集めた会を開いたとき、乾杯が終わったあたりで必ずと言っていいほど行われる儀式があります。

「じゃあ、はじめましての方も多いと思うので、そちらから順に自己紹介をお願いします」

 幹事からのこの一言で、その場にいる全員が「○○です/こんな仕事をしています/こんな理由で今日はここに来ました。よろしくお願いします」と順番に語り出す。誰もが一度は経験したことがあるでしょう。

 しかし、僕が主催する会では、この自己紹介の時間を思い切ってなくしています。なぜなら、この時間は全員にとって「不毛な苦行」でしかないからです。

 よく考えてみてください。たとえば10人が集まった会で、他人の自己紹介を全員分、正しく覚えている人がいるでしょうか?ほとんどの人は他人の自己紹介など聞いていませんし、覚えてもいません。

 さらに、話す側にとってもプレッシャーです。自分の番が近づくにつれて「何を言えば正解だろうか」「少しウケを狙ったほうがいいのだろうか」と無駄に気をつかい、ただただ疲労するだけです。自己紹介の時間は、思い切ってなくしてしまいましょう。

 とはいえ、「まったく誰も知らない状態では話しにくいだろうから、参加者同士をスムーズにつなげてあげたい」という幹事としての親心も当然です。