世界の穀物貿易の拠点であり、ウクライナ経済の生命線でもある黒海が、この夏一変した。ロシアによる攻撃が続き、最近ではウクライナによる攻撃も加わり、黒海の双方の端で船舶や港湾インフラが炎上、世界全体にとっても不吉な兆候となっている。 11日夜、ウクライナはロシアの黒海沿岸の港湾都市ノボロシースクにミサイルとドローンによる攻撃を実施し、「防空陣地、埠頭(ふとう)、港湾インフラ」を攻撃したとウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は述べた。 ロシアは、ウクライナ軍がロシア占領下のクリミア半島の港に停泊していたロシア艦船に攻撃を繰り返したため、黒海艦隊の大部分を戦争の早い段階でノボロシースクに移転させていた。「占領艦隊とそれを支えるすべてのインフラは、ロシアの侵略が続く限り安全ではない」とゼレンスキー氏はソーシャルメディアに投稿した。