あなたは、「自分の老後」を想像したことがあるだろうか?老後に楽しく過ごせる人と、そうでない人の違いはなんなのだろうか。老後の人生を充実させるために、重要なことがあるという。本記事では、習慣本の超決定版『あきれるほど小さい習慣』をもとに、「老後に最も重要なこと」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)
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「老後の生活」と聞いて、何を思い浮かべますか?
「老後」にどんな生活を送るか、考えたことはあるだろうか?
家族や友人とのつながりを思い浮かべたり、お金の心配をする人もいるかもしれない。
70代で海外旅行を始めた人の話
以前、70代の方と話していたときのことだ。
定年後に何をしているのか聞くと、「最近、海外旅行に行くようになった」と言った。
もともと海外には興味があったものの、現役時代は仕事が忙しく、ほとんど行ったことがなかったという。
「最初は面倒だったよ。飛行機を調べたり、ホテルを予約したり。でも、1回行っちゃえば次はどこにしようかなって思うようになった」
そう楽しそうに話していた。
旅行に限らずとも、何かを始めるときは最初がいちばん面倒だ。
では、なぜ一歩を踏み出すことが、それほど大切なのだろうか。
「いつかやろう」「やる気が出たらやろう」の落とし穴
『あきれるほど小さい習慣』には、こんなエピソードがある。
ゼロの状態から何かを始めるのが、最も苦しい。
なぜなら、止まっている車を動かすときに、いちばん大きな力が必要になるのと同じだからです。
しかし、一度動き始めた車は、少ない力でも前へ進み続けられます。
習慣も、それと同じです。
最初の一歩は小さくてもかまいません。
いったん動き始めれば、行動は自然と続き、やる気もあとからついてきます。
つまり、やる気があるから行動するのではなく、行動するからこそ、やる気がついてくるのです。
――『あきれるほど小さい習慣』より
年齢を重ねると、「今さら始めても」「面倒だからまた今度」と、新しいことを後回しにしてしまうことがある。
しかし、やる気が出るのを待っているだけでは、行動する機会はどんどん減ってしまう。
どんなに些細なことでも、自分から動く
老後を楽しんでいる人に共通するのは、自分から行動する力があることだ。
なにも、何百万を貯めよう、30分のランニングを始めようなどと思わなくていい。
行きたい場所を一つ調べる。気になる習い事を見学する。友人に「今度会おう」と連絡する。
そんな小さな一歩から動き始めるだけで十分だ。
その一歩が次の一歩を生み、老後の人生を豊かにしていくのである。








