
──大分市内で仏壇・仏具店を営んでいるそうですね。
安部 創業は1951年。私の父が大分県宇佐市で仏具の修理業を始めました。その後、67年に仏壇・仏具の販売店を大分市内に出店。2002年に移転し、約170坪の大分本店をオープンしました。06年に約70坪の高城(たかじょう)店、20年に大分市のショッピングモール・パークプレイス内に3号店をオープンし、今に至ります。
──お店の特色を教えてください。
代表取締役・安部道弘(あべ・みちひろ)氏。1957年大分県生まれ。大分工業高校卒業後、福岡県の仏壇・仏具会社に就職し、79年より安部佛具店勤務。90年の法人成りと同時に代表取締役に就任。
安部 県下はもちろん九州でもトップクラスの品ぞろえの豊富さが特徴です。本店には伝統的な高級仏壇から廉価な小型仏壇まで常時150~160種類の仏壇を陳列し、高城店はコンパクトなモダン仏壇を数多くそろえています。
仏具も主要な宗派の品を取り扱っていて、念珠の種類は1000種以上を用意。パークプレイス店はかわいらしいキャンドルやお線香など女性に好まれる商品を充実させていて、ペット用仏壇も販売しています。仏壇や仏具は宗派によって違いがありますが、専門知識を持ったスタッフに気軽にご相談いただけます。
仏壇・仏具店は入りにくい印象がありますが、当店は3K、すなわち「きれい・かわいい・かっこいい」をモットーに、気軽に入店しやすい店舗環境をつくっています。本店や高城店はガラス張りで店内の様子が外からよくわかり、天井が高くて開放的。パークプレイス店も生活雑貨店のような明るい雰囲気です。
──仏壇離れが進む中、数多くの仏壇や仏具をそろえての商売は大変では?
安部 確かに大変です。利益率を上げるためには店舗を小型化し在庫を最小限にするのが業界の常識ですが、店も大きいですし、高価すぎて売れない仏壇や仏具も少なからずあります。それでもあえてその道を貫くのは、「お悔やみ営業」をしたくないからです。







