スコット・ベッセント米財務長官は、市場を自らの望む方向に動かすためなら型破りな行動も辞さない姿勢を示してきた。最新の措置は、これまでで最も過激なものだ。長期金利の不快な上昇に直面する中、ベッセント氏が率いる財務省は19日、国債の買い戻しを大幅に拡大すると発表した。これまで同氏が行動したときとは違い、市場は素早く反応した。株価は上昇し、国債利回りは急低下した。金融調査会社ビアンコ・リサーチのジム・ビアンコ社長は発表直後、Xにこう投稿した。「私はこれまで『FRB(米連邦準備制度理事会)がパニックになり始めれば、債券トレーダーはパニックをやめることができる』と言ってきた。だが『スコット・ベッセントがパニックになり始めれば、債券トレーダーはパニックをやめることができる』と言うべきだったようだ」
米財務長官、「トップ債券トレーダー」役に前のめり
米30年国債の利回りが約20年ぶりの高水準に達したことを受け、財務省は介入姿勢を鮮明にした
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