米国とカナダの当局者は、両国の通商協議が21日に決裂したことを明らかにした。これにより、米国は22日に約200億ドル相当のカナダ製品に対する50%の関税を発動した。全面的な貿易戦争へと発展する恐れもある。ドナルド・トランプ米大統領は当初、19日を発動期限としていたが、これを延長し、最終合意に近づいていると示唆した。両国はその後、集中的な交渉を続けていた。カナダのマーク・カーニー首相は今週、両国の交渉担当者が通商協議で「大きな進展」を遂げたとして祝意を表していた。カナダのドミニク・ルブラン対米貿易担当相は20日、両国が合意に「極めて近づいている」と述べていた。しかし、米通商代表部(USTR)のジェミソン・グリア代表は記者団に対し、トランプ政権がカナダに、米国の主要貿易相手国の中で「最善の待遇」を提供する用意があると申し出ていたにもかかわらず、21日夜に協議が決裂したと語った。合意が成立しなかったことで、カナダの対米輸出の約5%を対象とする新たな関税が22日午前0時1分に発効した。
米、カナダの一部製品に50%の関税発動 カナダは報復へ
両国の交渉は21日夜に決裂
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